すうがく博物誌 (美しい数学2+3)


“この本はだれに読ますつもりだ、と訊かれるとつらい。かなを降って、小学校の高学年からでも、ところどころ読んでほしいと思うけれど、内容をぜんぶ理解するには、大学の数学科を卒業してもらわねばなるまい。
もっとも、これは数学へのガイド・ブックではない。アルプスへ登るためのガイドだと大変だろうが、山に登る前に、そこに咲くエーデルワイスの花を見るのもいいではないか。”
ーあとがきより

みずうみ


とっつきにくかったけど、途中からぐいぐい引き込まれて、
これは自分のための物語ではないかとおもったほど魅せられた。

銀河不動産の超越


危険を避け、できるだけ
頑張らずにすむ道を吟味し、
最小の力で人生を
歩んできた高橋青年。

彼の人生を変えたのは、
入社した「銀河不動産」だった。

”省エネ青年”の運命がある日、一変!

一日の終わりに黄金の時間がひかえているわけでもなく、食事やテレビなどのわずかな安息と慰めを得るまでだが、しあわせが小さければ小さいほど人はそれだけは逃すまいと躍起になるのだ。自分のことを考えてもそうだと思う。 井坂洋子 …