読書(図書館で借りたもの)メモ。
1.
東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム
posted with amazlet on 07.08.21
東 浩紀 北田 暁大
日本放送出版協会 (2007/01)
売り上げランキング: 39560
日本放送出版協会 (2007/01)
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本書は、社会学者の北田暁大と、批評家の東浩紀が、ともに愛着をもっている都市、東京の光景を素材としながら、リベラリズムやポストモダニズムやナショナリズムや格差や郊外や資本について、いろいろと思いついたことを語っている本である。
と、思い出せた分だけ、キーワードのみ列挙。
共同幻想、 シミュラークル的空間構成、渋谷、郊外、東京論、広告都市と広告郊外、青葉台、ジャスコ的なもの、人間工学、テーマパーク、池袋、足立区。
最近郊外のベッドタウンを訪れて、そこでの生活をかいま見たのもあって、ここで上げられている共同幻想っていう言葉には違和感を感じてしまう(読み違えているだけなのかもしれないけど)。もう返却しなくちゃいけないので、また今度読んでみる。
2.
佐々木 敦
太田出版 (2005/07/16)
売り上げランキング: 196018
太田出版 (2005/07/16)
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90年代から世紀末を挟んで00年代へ。J-POP、コミック、小説、映画など、批評家・佐々木敦が縦横無尽に切りまくり、勇猛果敢に繋ぎまくる。『Quick Japan』などの雑誌に掲載されたテキストを一挙収録。
読んでて疲れるぐらいに非常におもしろかった。つんくと小室哲哉へのインタビューなんて特に興味深い。
3.
ひとりよがりのものさし
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坂田 和実
新潮社 (2003/11)
売り上げランキング: 101103
新潮社 (2003/11)
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あなたは自分のモノサシを持っていますか? 誰も気にとめなかった品々に美を見出し、最晩年の白洲正子を唸らせた骨董界のカリスマの「眼」を初紹介。『芸術新潮』連載に加筆訂正をしたもの。
骨董品の本。その美しさがわかるもの半分と、個人的にはうーんと首をかしげてしまうもの半分と。
さて、また図書館いってくるか。