山口勝弘の所蔵する、1950年代から現在に至るまでのわが国のメディア・アート関連の資料に関して、過去2年間にわたってデジタル化の作業を行ってきた研究成果報告書。
1950年代の「実験工房」における総 合芸術の運動、1960年代における環境造形の展開と1970年の大阪万博、そして1970年代以降に台頭したビデオ・アートの問題など。「メディア・アート の先駆者 山口勝弘展:『実験工房』からテアトリーヌまで」(2006年2月4日~3月26日)の会期中に開催した連続講座、ヤシャ・ライハート女史の講演を活字化、クリストフ・シャルルがフランスで行ったビデオ・アート関係者のインタビューも翻訳・ 収録
平成16-18年度化学研究費補助金 (基盤研究(B))研究成果報告書
研究代表者:松本透
編集:大谷省吾
発行:2007年3月