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佐藤雅彦研究室展 課題とその解答


今日1日これで終わってしまった。ピタゴラ装置がすごかった。

タイトル通り、SFC佐藤雅彦研究室でどういうことやっているのか、
っていうのの集大成。発見、応用、転換、interesting。
本当にここの学生のみなさんがうらやましい&学生さんたちの
作品すごい。おおっ!って思うモノがたくさんあった。
みなさん素敵だなー。とてもおもしろい展示でした。オススメ。
銀座にいった人は是非。

ちなみに16:00からの映像上映は、15:50ごろそろりと入場できるようになる。
スタッフの人なにも言わないのね。
内容は、ピタゴラ装置のセレクションと
2005.01.03にNHK教育で放送された「animation for concepts」。
数理的・科学的な概念をつかったタスク・アニメーション。
entertement→interest。ピーター・バラカン久しぶりに見た。
佐藤氏の考え方を知るのに重要な資料になります。

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rigid:きちんとした、融通の利かない
radical:根源的な
interest:「わかる」ことの面白さ
だったっけか。

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気になったことが2つ。とても生意気。スミマセン。

1).これこそ創造力の欠如か。
佐藤研でやっていることは非常にクリエイティブだと思う。
発想のトレーニング、物事を多角的にみる力が鍛えられると思う。
なにやるにしても役立つ能力だと。
けど、ここでやっていることを見て、「遊んでいるみたいだ」とか
「お気楽でいいなー」とか思う人はいないのだろうか。
だって社会にでて即戦力になるような直接的なことを中心に勉強している
研究室もあるだろうから。要するに「だからなに?」って人たちに
どう対応しているのだろうか。

2).rigidとradicalということだからだと思うのだけど。
佐藤さんの作品は、非常にシンプルでとてもわかりやすい。で、
そこに視覚的強度が加わったらもっと面白いものができるのでは、と思った。
relaxの「radical advertisement 勝手に広告_佐藤雅彦、中村至男」
(今もやっているのかな?)は、
佐藤氏のアイデアを中村氏が視覚化するというものだと思うのだけど
(作業課程がわからないので憶測するに)、
非常に近しいと思われるお二人なだけに、できあがったものにギャップを
あまり感じられないというか。。
コラボレーションなんだろうけど、
「×(掛ける)」というか「+(足す)」といった印象で、
とても好きなのだけど、僕の中で「何度みても飽きない」ものに
なりきれていない。

音楽でよくあるカバーアルバムみたいな感じで、
デザイナーやら映像作家やらがよってたかって佐藤氏、佐藤研の作品を
リミックスしたら、楽しいだろうなーと思った。
ま、極端な例を挙げれば、アルゴリズム体操を、
Michel Gondryがdaft punkの「Around The World」並のスタッフを
つかって撮影する、とか。

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ギャラリー・トーク、茂木健一郎氏とか。。
是非聞きたかったなぁ。

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『佐藤雅彦研究室展 課題とその解答』
atギンザ・グラフィック・ギャラリー
2005年8月4日(木)-8月29日(月) 日曜・祝日は休館
11:00-19:00 (土曜日は18:00まで)

[ギャラリートーク] 受付終了
日時: 8月12日(金) 18:30-20:00
会場: DNP銀座ビル5階  要予約  先着70名
出演: 茂木健一郎(脳科学者)+佐藤雅彦
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